WEB面接をする際に重要なことは?今だからこそ入社前調査をする必要性

こんにちは、KCC(企業調査センター)です。
弊社は採用時における応募者の能力やスキルを調査するリファレンスチェックや応募者が問題を抱えていないかどうかを調査するバックグラウンドチェック等、企業様の成長をサポートする幅広いサービスを提供しています。

昨今、コロナウィルスの影響で私たちの生活様式が大きく変わりました。
出かける際はマスクが必需品になり、リモートワークが推奨され以前と比べてオンラインでのやり取りも非常に増えました。
その影響は採用活動にも影響し、面接も主流はWEB面接へと移行しています。

採用活動のあり方は大きな変革を遂げている一方で、今までと違ったWEB面接に対し心配や不安を抱えている採用担当者様も多くいらっしゃるかと思います。

そこで今回は採用担当者様が抱えている不安やその解消方法についていくつかのデータを元にお話したいと思います。

WEB面接の活用はどこまで進んでいるのか?


冒頭でもご説明したとおりコロナの影響によりオンライン上でのやり取りが増えている中、現在どれくらいの企業様が採用面接でWEBの活用をしているのでしょうか?

下記の画像はNHK就活応援ニュースゼミで行った調査です。

(出典:NHK就活応援ニュースゼミ)
本調査では国内の製造業や小売、金融など様々な業種、100社を対象にした調査で、
WEBを活用して採用活動を行うと答えた企業様が ”94.7%” もあることが分かりました。
その中でもWEB面接だけで内定を出すと答えた企業様は ”44.9%”、検討中の企業様は”42.7%”となっています。

しかし、10.1%の企業様はWEBのみでは内定しないと回答しているように、WEB面接に不安や心配を抱えている企業様がいらっしゃることも事実です。
検討中と答えている企業様でも何かしらの不安や懸念点があるからこそ、WEB面接に完全移行できていないと思われます。
それでは、採用担当者様の不安や懸念はどこにあるのでしょうか?

WEB面接について採用担当者様はどんな不安を感じている?

下記はリクルートキャリア 就職みらい研究所より、採用担当者様が「WEB面接を実施した感想」の自由回答を分類したもの」の調査結果をまとめた表になります。
(出典:リクルートキャリア 就職みらい研究所)

「対面と変わらない、問題ない」は20.8%、「WEB面接を実施してみて良いと感じた」は23.9%と、大多数が「問題ない・良いと感じた」と回答している中で、一部では「表情、所作、雰囲気が見えづらい」や「話しづらい、聞き取りづらい」といった意見も出ているようです。

一概には言えませんが、恐らく採用担当者様はWEB面接時に画面越しで応募者と直接話しができるため、対面との違いをあまり感じておらず加えて、面接スケジュールの調整がしやすくなり、交通費などの経費が発生しなくなったという点にメリットを感じているようです。
これまで採用担当様は会場の準備などの面接以外のところの細かい雑務で時間を取られていましたが、WEB面接では会場設置や準備も必要ないのでスケジュールの調整や準備も比較的簡単になり、本来の業務にしっかりと向き合える時間を作ることができるようになったのでしょう。

しかし、一方でWEB面接だからこそのデメリットもあります。
コロナの影響でいきなりWEB面接という不慣れなオンラインでの面接になったが故に、採用担当者様が今まで対面だからこそ取得できた情報が得られずに、応募者に対して「本当にこのまま採用して良いのか」等の漠然とした不安を抱えてしまっているのでしょう。

ただ、時代の流れはすでにWEB面接に大きく動いています。
先にご紹介したNHK就活応援ニュースゼミの調査のようにWEB面接は積極的に採用されており、会場の準備や交通費等の削減が可能になるなどのコストカットもできることから、今後も間違いなく対面での面接は少なくなり、WEB面接へと移行していくでしょう。

直接会いたい派はどうしたら不安を解消できるのか


それでは、どうしたら採用担当者様は応募者に対して不安を抱えること無く、WEB面接を利用して採用をすることができるのでしょうか?

その解決策の一環として弊社がご提案するのが”入社前調査”を行うことです。
“入社前調査”とは入社の前に応募者が信頼できる人物か、過去に問題を起こしていない人物か等を調べる調査のことで、主に外資系や金融系の企業様で行われていた調査ですが、最近では、大手企業様はもちろんのこと中小企業様でも導入され始めました。

応募者は内定が欲しいため、面接時には多少なりとも自分を良く魅せようという心理が働きます。そうなると普段とは違う、取り繕った応募者を面接し評価しなければなりません。
そもそも、過去に金銭トラブルやSNSで問題のある投稿をしているかどうかなどは、そもそも面接では分かりません。
その様な状態で入社させるのはどうなのか?という疑問から生まれたサービスが入社前調査なのです。

さて、この入社前調査にもいくつか種類がありますので、その評価についてご説明させていただきます。

入社前調査の種類のご紹介

弊社では主に3種類のサービスをご提供しています。

1つ目がバックグラウンドチェックです。
この調査は新卒・中途問わず実施することができ、下記のことが分かります。
・借金の有無
・副業や兼業をしているか
・税金の滞納
・犯罪歴の有無
主に面接時では聞けない、借金の有無や資格の詐称や犯罪歴などを調査することができます。

2つ目がリファレンスチェックです。
この調査は主に中途採用時に実施され、下記のことが分かります。
・前職での勤務態度や人柄
・前職での職務内容
この調査は応募者に候補者を2名程だしてもらい、その方たちへ聞き取り調査を行うことによって、応募者の能力やスキルを調査することができます。

3つ目が採用マッチング調査です。
この調査は新卒・中途問わず実施でき、下記のことが分かります。
・SNS調査
・その人の傾向や性格を分析
この調査はSNS調査の結果から、その応募者の人間性を分析し、入社後のマネジメントに役立つアドバイスも報告書に記載をしてご提供している調査です。

上記3つの調査を揃えています。
これはクライント様の採用シーンやニーズごとに必要となってくる調査が多岐に分類しており、WEB面接で抱いた不安を解消できる様に、弊社でも多様なラインナップをご用意しているのです。

KCCにお任せください

いかがでしたか?
コロナが収束しても、今後WEB面接は無くなることはないでしょう。
特にWEB面接などオンラインでの採用では、今まで対面で取得できていた情報量が減ってしまうことに不安を抱える採用担当者様は今後も出てくるでしょう。

その不安要素をしっかりと払拭するためにも、是非入社前調査をご検討下さい。
調査を検討しているが、どの調査を採用して良いのか分からないといった場合でも、弊社のスタッフが丁寧に対応させていただきますので、お気軽にお問い合わせください!