中途採用で応募者を採用する際に気をつけたいことの中には、大きくこの2つがあると思います。
一つ目は「応募者本人が自社に合う人材なのか?」という職務に関わる点。
二つ目は「応募者本人が何かしら問題を抱えていないか?」という応募者の人柄やプライベートに関わる点です。
弊社では、どちらの点もリファレンスチェックやバックグラウンドチェックを実施することで解決に導くことが可能です。
今回は、二つ目にあげた「本人が問題を抱えていた場合」、特に反社会勢力に関わる人間なのか調査する方法についてお話したいと思います。
採用をするにあたって面接などでは分かり得ないプライベートな部分についての不安を取り除いて置きたいと思っている企業様はぜひご一読ください。
弊社の反社会勢力の定義について
まずは弊社が掲げている「反社会勢力」についてお話します。弊社では、
・暴力団
・半グレ
この2つを「反社会勢力」として認識しています。
他にも、どこにも所属していないが、一般的に暴力行為やそれに基づく行為と判断されることを行なっている場合も反社会勢力として扱います。
昨今、反社会的勢力に=暴力団としての認識がありましたが、いわゆる”半グレ”と呼ばれる集団の登場により、そのくくりは適切ではなくなりました。
弊社では暴力団や半グレを併せて” 反市場的勢力”として定義しています。
応募者が暴力団はもちろん、半グレに該当する可能性のある場合は速やかに企業様にご報告しております。
他にも応募者が右翼や左翼などの思想政治団体の場合も懸念材料として報告しています。
転職活動時でも反社チェックはどれくらい行われているの?
そもそも反社会勢力であるかというチェックはどのくらいされているでしょう?明確なデータはありませんが、実際のところ「業種による」というのが答えになるでしょう。
中途採用で応募者を採用する際、主に重視している点は「職務に問題がなさそうか?」という点と「採用後トラブルを起こしそうな応募者ではないか?」という点だと思います。
後者に関しては面接時の場合、受け答えなど印象でしか判断することができない場合が多いので実際にトラブルを起こしそうな応募者かどうか判断できません。
そのため多くの業種では、前者の職務に問題がなさそうか?という点を重視する場合が多いでしょう。
反社かどうかはどうやって調べるの?
では反社会勢力かどうかどうやって調べるのでしょう?
いくつか方法はありますが、「これをすれば絶対にわかる!」という方法はありません。
いくつかの方法を組み合わせ、可能性を探りながら調べていくのです。
例えば、SNS調査であれば、応募者のアカウントを特定することができれば、そこから交友関係を探ることで反市場的勢力かどうかを調べることが可能です。
また、メディアチェックなどを行えば、応募者の実名を検索し事件など応募者が関わった問題がないかチェックします。
他にもプライベートな部分以外にも、職歴にて反社会勢力との繋がりが噂されている企業の職歴がないかなども職務経歴から調査する場合があります。
企業様自体で疑いのある応募者を見分ける方法とは?
この記事をご覧の読者様の中には、調査会社に依頼をする前に企業様自体で調査を行い”どんな傾向の人物が反社会的勢力に属している可能性があるのか”といった情報をお求めになっている方も多いのではないでしょうか?
弊社では下記に該当する応募者であれば、専門的な調査が必要だと考えています。
例えば
・いわゆる族車や改造車と言われるような車に乗っている
・反社会勢力がよく乗っていると言われる車種の車に乗っている
・本人や友人が刺青をしている
などです。
上記に該当している応募者は弊社がこれまで調査してきた中で、反社会的勢力に属しているもしくは、関係している可能性が高い傾向にある人物の特徴です。
まとめ
応募者が反社会勢力の一員または関わりを持つ人物であるか確実に調べるという方法は明確にはありません。ですが、弊社では応募者にバレないように徹底的に応募者の周辺情報を調査することが可能ですので反社会勢力であるか判断することができるでしょう。
反社会勢力であるかチェックせずに、疑わしい応募者を採用してしまうと採用後のトラブルに繋がる可能性が高くなってしまいます。
ですので、本当に採用しても問題ないか判断するためにバックグラウンドチェックをすることをおすすめしています。
応募者を採用する前に不安を取り除いておきたいと考える企業様はぜひ弊社に一度お問い合わせください。