教育現場におけるSNSリテラシー教育の必要性Ⅱ

皆様こんにちは!
企業調査センターです。

採用前のSNSチェックが定着しつつある現在、多くの企業様が何らかの形で選考プロセスに導入している昨今、調査を請け負っている我々だからこそ、皆様にお伝えできる事があります。そこで今回も裏アカウント特定サービス「Sトクプラス」での調査事例をご紹介しつつSNSにまつわる就活中の皆様に気を付けていただきたいことについてお伝えします。

SNS調査で非常に良くあるケースとは!?

SNS調査を進めていると、履歴書や職務実績は素晴らしいけど、その印象を全て吹き飛ばしてしまうようなSNSの投稿内容に、改めて大きなギャップを感じます。 その中で非常に良くあるケースとは!?
見た目とSNSのギャップです。履歴書の写真は堅い表情を浮かべ、経歴書の実績を裏付ける、いかにも清廉潔白で仕事ができそうな印象を与えます。 しかしながら、SNSアカウントを複数特定し、投稿内容をチェックしていくと、複数のSNSでいわゆる若気の至りによる投稿されたアカウントから、意外な一面ばかり続々と判明します。
・未成年飲酒は当たり前…
・麻雀、パチスロ、競馬…
・車にバイクにクラブ通い…
ひたすら好きなことに没頭し、見た目も派手で、友達とやりたい放題の行動や交流関係、意外な趣味やアクティブな一面。このような過去の行動は、その人物が本来持っている素の姿であり、歩んできた軌跡なのです。社会的常識を逸脱した内容については論外ですが、面接では出さない本来の姿を知ることで、その候補者の行動力であったり打たれ強そうなストレス耐性に将来性を感じ、実は親近感を持つ採用担当者様は多いのです。
「過去なんか関係ない。やる気があり大いなる伸びしろの可能性を重視している」このような話も実はよく聞かれています。 これはどちらかと言えば見た目とSNSのギャップから生まれる良い例の類だと思います。

見た目とSNSのギャップでやっかいなもの

一方で、見た目とSNSのギャップでやっかいなのが、思わずまゆをひそめたくなる投稿ばかりしている候補者です。とにかく口が悪く下品な言動ばかり。仲間や同僚、見ず知らずの他人までも「‥‥(記載不可の為、割愛します)」などと叱責するような投稿内容が目立ちます。 性格の悪さがにじみ出ていて、「自分以外はすべて劣等者である」と言わんばかりの内容もあります。 見栄を張りすぎた、いわゆる見ていて「痛い」内容で過度な幸せアピールや自慢話のオンパレード。できればこのような人物と関わりたくないし、同じ職場で働いたら、自分のほうが精神的に参ってしまうのではないかという気持ちになります。このような投稿はいわゆる「裏アカウント」で投稿される傾向があります。候補者の本当の人柄を知るには、人生の軌跡が詰まった情報の宝庫であるSNSチェックが今や進化し続けるSNS時代において採用前の選考プロセスでは最適の手段となっています。

※ご本人様特定防止のため内容は一部変更しております。

SNS教育必要性

本来、SNSは自分の考えや主義主張を自由に発信できるツールです。とはいえ、人として最低限のマナーは守らなければなりません。そのために一番重要なことは「このような発言をすればどんな結末になるか」という予測を立てることです。SNSは、使い方によっては自分の強力な武器になります。しかしながら、安易な気持ちで投稿した内容が炎上し「デジタルタトゥー」として残ってしまい、人生を棒に振ってしまったという事例もあります。

今や新卒の採用前SNSチェックは企業様の採用選考プロセスにおいて必須項目になりつつあります。今後の就活支援の場では、採用担当者に誤解や不信感を抱かせるような投稿を防ぐためSNSリテラシー教育というものが必須課程になっていくのではないでしょうか。

SNS教育について気になるご担当者様はお問い合わせよりお気軽にご相談ください。