応募者に『リファレンスチェック』の実施を伝えるとき、見るべきポイントとは



皆様こんにちは! ㈱企業調査センターです。

当社(株)企業調査センターは、1999年から20年以上の調査実績と経験を活かし、様々な企業様から年間5,000件のご依頼を頂く法人専門の調査会社です。 長年の実践で培ったノウハウと独自のスキルを駆使し、クライアント様が求める多岐にわたる様々な情報収集・分析を行っております。

リファレンスチェックを実施する企業様が年々増加傾向に


昨今、採用前にリファレンスチェックを実施する企業様が年々増加傾向にあります。弊社にお問合せ頂く件数も増加傾向で、採用前のリファレンスチェックが一般的になりつつあります。「初めて行うのでよくわからなくて…」「応募者に同意してもらえるだろうか…」と仰る企業様も多くいらっしゃいます。そんな中、皆さまから多く寄せられるのが、 ・「リファレンスチェックの実施を伝えると不安がられるのではないか」 ・「応募者にリファレンスチェックの実施を伝える際、どのように伝えたらいいですか?」 このようなご質問をたくさん頂きます。 採用過程の早い段階でリファレンスチェックを行うのは、実施する人数も膨大になり対応やコストの面でも難しいため面接の最終段階で実施することを推奨していますが、最終段階まで進んだ応募者に対し、いまさらリファレンスチェックで調べるのかと思われるより、「あなたにやってもらいたい業務の準備のため確認しておきたい」「チームスタッフからの要望で」など「目的」と「迎え入れるための確認」を伝えることで、調べられるといった意識が下がり、リファレンスチェックに対するハードルを下げる傾向があるようです。

候補者の反応も評価基準に


ただ、「リファレンスチェック、全然問題無いです。ぜひ実施してください!」と「リファレンスチェックですか…。推薦者をたてるのがちょっと難しいかも…」といった実施を伝えた時の反応も、応募者が今までやってきたことにどれだけ自信があるのかを観察することができます。そこに万が一消極的な一面が見られた場合、候補者自身が面接で話してきた自身のキャリアに盛った部分があることや、よく見せようとしてしまったことが窺い知れます。 そういった応募者の反応にも注視し、多角的視点で応募者を知ることができるリファレンスチェックの導入を検討されてみてはいかがでしょうか。