転職者の身辺調査にはどのようなものがある?オススメの調査をご紹介

転職時に身辺調査が必要な理由とは?


中途採用の際に、転職者の前職におけるパフォーマスを調べるリファレンスチェックは、ここ数年ですっかり浸透してきました。しかし、リファレンスチェックは調査(ヒアリング)対象者を転職者が選ぶことができ、引き出される情報もおあつらえ向きのものである場合も多いので、調査の精度は決して高いとはいえません。そこで、リファレンスチェックではわからない部分を調べる身辺調査が必要になってくるのです。
身辺調査とは、雇用調査やバックグラウンドチェックとも呼ばれるもので、転職者の“人となり”を様々な角度から調べるものです。身辺調査では転職者の学歴・職歴調査、SNS調査、副業調査、犯罪歴・破産歴調査、近隣調査(聞き込み)などを行い、転職者のリアルな人物像を浮かび上がらせていきます。
身辺調査は決して転職者のあら探しをするということではありません。その最大の目的としては採用後のミスマッチを防ぐことなので、これら一連の調査によって企業が一番知りたいことは転職者の人間性です。学歴詐称や犯罪歴のような、どうにもごまかしのきかない部分に関しては、調査精度に関わらず露呈してしまうものですが、人間性の部分だけは通常の調査で知るには限界があります。
人間性のミスマッチは長期的に会社にダメージを与え、職場の雰囲気や社員の生産性にも影響します。身辺調査は通常の採用プロセスやリファレンスチェックでは知ることができない転職者の“リアル”な姿を捉えます。テレワークが常態化され、社員の日々の動きが見えにくい中では、会社と社員との信頼関係がますます重要な意味を持つようになってきます。働き方が変わっても、社員とより良い関係で企業活動を存続させるために、転職者の身辺調査は必須といえるでしょう。

企業が転職者の身辺調査に踏み切るきっかけは?



企業が転職者の身辺調査を決意するのはどのような理由やきっかけによるものでしょうか。それは大きく以下の3つになります。
・過去に転職者の採用で失敗した
・現職社員に問題が発生している
・取引先や顧客からの要望

まずは、過去に転職者の採用で失敗したことによるものです。過去に中途採用した社員が何らかの問題を抱えていて、それが会社に損失をもたらした場合など、「同じ失敗を繰り返したくない」という理由で、新たに迎える転職者の身辺調査を決意します。次に、現職社員に問題が発生しているというものです。
例えば、収入にふさわしくない消費行動が目立つようになり、どうやら禁止されている副業をやっている可能性が高いなど、現職社員の言動や素行に懸念事項が見受けられるようになってきた時に、何かが起こる前に真相を確かめようと身辺調査を依頼します。そして最後に、取引先や顧客からの要望によるものです。官公庁の仕事などでは、関わる会社の信頼性や安全性を確認しなくてはならないケースがほとんどです。そのような場合には、会社としての健全さを担保するために身辺調査を行います。
いずれも必要に迫られて踏み切っている部分もありますが、何か決定的な問題が発生する前に、予防策として身辺調査を取り入れるという発想も大切なのではないでしょうか。

企業調査センターが行う身辺調査にはどのようなものがある?


企業調査センターでは、調査の度合いに応じて3つの調査を用意しております。まずは、もっとも調査精度の高い「バックグラウンドチェック」についてご紹介します。バックグラウンドチェックは、学歴/職歴詐称、破産歴、犯罪歴の有無から、SNS調査によって交友関係や性格/傾向まで、対象者を多角的に調査いたします。これらの他にも、お客様の業種において特に注視したい項目を集中的に調べることも可能です。企業によって“何を問題とするか”は様々です。企業の理念や価値観に照らし合わせ、企業が“問題とする”内容を整理した上で調査内容をカスタマイズしていきます。

次は、「リファレンスチェック」についてご紹介します。リファレンスチェックは転職者の前職におけるパフォーマスを調査するものです。転職者によって推薦された元上司や元同僚に準備された質問を行うというのが一般的な方法なので、引き出される情報も想定内に終わってしまう可能性があることは否めません。しかし企業調査センターのリファレンスチェックは人の本音を引き出すことにかけてはプロの調査員が質問を行うので、用意された回答や表面的な受け答えでは通用しないようになっています。巧みな質問技術で言うつもりのなかったことまで引き出され、転職者の真の姿を知ることができます。

最後に、「Sトク」についてご紹介します。企業調査センターの人気サービスである「Sトク」は、転職者が使用しているSNSの裏アカウントを特定します。そして、転職者がどのような性格をしているのか、どのような過去があるのかを SNSの特定とともに調査します。
SNSアカウントの特定には時間と労力が必要になります。しかし、特定してしまえば採用選考や配属先のマネジメントの方針決定の前に大きな情報を得ることができます。Sトクの特定率は89%と高い確率でありながら、料金は1名につき8,800円とお手頃です。情報の宝庫であるSNSの裏アカウント調査は、まさに現代にぴったりな調査といえます。

しっかり調べたいならバックグラウンドチェック、気軽に試すならSトクをおすすめします


企業調査センターでは、お客様のご要望に応じて、様々な調査を用意しております。懸念事項を限りなくゼロに近づけ、公私ともに徹底的に調べたいのであれば「バックグラウンドチェック」、まずはSNSなどから性格や交友関係を少しでも知っておきたいのであれば「Sトク」など、目的に応じて最適な調査を選ぶことができます。

調査内容に応じて、こちらからおすすめの調査を提案することも可能です。転職者について少しでも不安のある採用担当者様は、お気軽に企業調査センターにご相談ください。

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