SNS調査でモンスター社員予備軍を事前チェック!

【調査事例シリーズ】
皆様こんにちは! 企業調査センターです。

当社(株)企業調査センターは、1999年から20年以上の調査実績と経験を活かし、様々な企業様から年間5,000件のご依頼を頂く法人専門の調査会社です。
長年の実践で培ったノウハウと独自のスキルを駆使し、クライアント様が求める多岐にわたる様々な情報収集・分析を行っております。

今回は、中途採用のネット調査で判明した事例をお伝えします!

役員クラスは採用前調査を行っていましたが…

某IT企業B社様では、役員候補として採用予定の候補者様についてはバックグラウンドチェックを行っています。
ただ、このクラスの人材でも、バックグラウンドチェックをしてみると、経歴は素晴らしくても「威圧的だった」「すべて自分の手柄にしてしまう」など、同じ職場の人から評判がよくなかったという事実が聞かれることが多々あります。

一般職の採用ではバックグラウンドチェックを行っていませんでしたが、職務能力や人間関係を上手く構築できない等、入社後のトラブル増えてきたため、一般職にも実施してみることにしたそうです。
役員候補として迎える人材にバックグラウンドチェックを行うのは一般的になってきましたが、予算の都合で一般職までは…と考える企業様も少なくありません。
面接で自分を3割増しでよく見せようとするのはごく普通のことで、面接を複数回実施したり、交流する機会を増やすようにして候補者のことを知るには有効ですが、入社後に出てくる本性を見抜くのは、やはり難しいという結論に至ったそうです。

SNSの投稿には前職に対する不満が多数

調査を進めていくと、中途採用の候補者は年代が若いこともあり、役員クラスに比べSNSの利用率が高く、投稿も頻繁に行われています。
特にTwitterを調べていくと裏アカウントが幾つも特定され、その中で前職に対する不満や自分の頑張りを認めてもらえない、上司に指摘されたことで精神的にダメージを受けたことや、それがもとで休職してしまった事実など次々と前職での行動や様子が明らかになりました。
少々の指摘は仕事をしていくうえで少なからずあるもの。自分の非を認めない他責傾向の性格がうかがえ、採用した後には同じような考えで、同じようにSNSに投稿するのではないかと容易に想像できました。

複数のSNSから、過去の職場での不満が原因で退職していることから、採用しても同じ結果になるだろうという判断から、採用を見送ることにしたそうです。

扱いにくい人材ということが採用後に発覚し、モンスター社員予備軍を生み出さないよう、事前の確認は今やリスク防止の観点から必須事項になってきたと思われた事例です。

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