- 経歴詐称や学歴詐称に関する最近のニュースといえば、
- 大物野球選手の通訳の学歴詐称の疑惑があります。
- 世界的な大事件だったこともあり、大きく取り上げられていましたが、
- 一般人の場合、経歴詐称や学歴詐称のみであれば、ニュースになりません。
- そのことから、学歴詐称や経歴詐称の問題は、他人事のように扱われがちです。
- しかし、実際には全く他人事ではないのです。
- 企業調査センターでは、採用前の調査を多数行ってきていますが、
- その中には、少ないとは言えない数の
- 「学歴・経歴詐称疑惑に関する調査依頼」があります。
- 学歴や経歴を詐称されて困るのは、懸念人物を採用してしまった企業です。
- 事実とは異なることを記載する人物を採用してしまった場合、
- トラブルを招く可能性の方が高いと想像がつくものではないでしょうか。
学歴詐称疑惑に不自然な空白期間!?違和感まみれの採用面接!
- とはいえ、履歴書や面接などからなんとなく
- 「経歴や学歴に違和感がある」と感じても、
- 企業内で調査するノウハウがなく、
- 「どのように確認すれば良いかわからない」という
- 企業様の方が多数です。
- 今回は、そんな「違和感」「疑惑」から学歴・経歴詐称の事実を暴いた
- 過去の調査事例をご紹介させていただきますね。
- 今回、ご依頼いただいたのは、有名冷凍食品メーカー様。
- 工場規模拡大に伴い、新たに衛生管理の責任者を採用することになったものの、
- 選考時に学歴を詐称している疑いのある候補者がいたため、
- 調査を依頼したいとのことでした。
- 「詐称」を疑う理由としては、たまたま、採用候補者と
- 同学部同学科を同じ年に卒業したと思われる社員がおり、
- その社員にこの採用候補者の学生時代、どのような人物だったか確認をしたところ、
- 「そもそも採用候補者の名前の人物はいなかった」と、まさかの回答があり、
- 採用候補者に対して、不審感が芽生え、
- また更に、職歴にも不自然な空白期間があり、退職理由も曖昧だったため、
- 調査を依頼するに踏み切ったとのことでした。
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犯罪レベルの経歴詐称!?衛生管理候補者が隠したかった前代未聞のトラブル!!
- 調査の結果、すぐに採用候補者について知ることができました。
- まず、学歴については、やはりクライアント様の懸念通り、
- 卒業者名簿に採用候補者が卒業した記録は、存在しませんでした。
- また、前職への取材から、在籍期間に申告との相違が複数確認され、
- さらにその退職理由も会社とのトラブルが原因で退職した旨の情報もありました。
- 無断での遅刻や欠席が目立つようになり、
- 見かねた上司が対象者に厳重注意を行ったところ、対象者は上司を逆恨みし、
- SNSに名指しで殺害予告じみた投稿を頻繁に行ったことから、炎上・警察沙汰に…!
- 自主退職という形ではあったものの、ほぼクビのような形での「退職」だったそうです。
- 今後、同じトラブルを起こしかねないリスクがある人物だと判断し、
- クライアント様に全てご報告させていただきました。
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調査は、企業調査センターへお任せください!
- 今回ご紹介した事例では、不審な点に気がつき事前に調査を行ったことで、
- 今後の企業に関わるトラブルを未然に防ぐことができましたが、
- 「調査をしなかったら…」と思うと恐ろしいですよね。
- 過去の別の事例の中では、犯罪歴があったり、暴力団関係者との関りがあるなど、
- 嘘の申告をしていたことが判明した事例も多数存在しています。
- 企業のリスクを減らし、成長へ導くためには、
- 入社後に社員がトラブルを起こさないことが大前提です。
- そのために、採用前に調査を行い、懸念人物をふるいにかけることは、
- 現代を生きる企業にとって、必要不可欠なものであると言えます。
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【少しでも早く炎上の芽を積むことがコストパフォーマンス的にも優れている】
- 実際に「採用候補者または従業員の不適切な行動」を発見し対処した場合、
- 次の3つの時点で時間的コストと金銭的コストがどれくらい異なるかを比較してみましょう。
- 1、採用を決める前にSNS調査を行い、著しい問題があったため採用を見送る場合
- 2、採用決定後入社前に問題が発覚し、採用を取り消す場合
- 3、採用後、当該従業員が不適切行動をしたため問題が起きた場合
【企業調査センターが貴社のためにできること】
- バックグラウンド調査の他に、SNS調査というものもございます。
- こちらは、採用候補者の人となりを確認するという目的に加え、
- SNSそのものから発する炎上を予防するという側面もあります。
- 過去の発言や投稿から見て、
- 今後どのようなSNS発信をする人物であるかも確認したいものです。
- 昨今は皆さま既によくご存じのとおり、ネット社会であり、
- また問題行為に対し法律ではなく社会が厳しい時代でもあります。
- 昨今、何かしら事件が起きると、あっという間にSNSで炎上し、
- 本人の氏名や外見だけでなく、勤務先や出身校まで特定されてしまいます。
- 問題行動がプライベートで起きたものであれ徹底的に糾弾されるのに増して、
- 就業中にやらかしたとあっては、雇用主である企業が批判にされされたり、 イメージダウンすることは想像に難くありません。
- 仕事の能力の有無だけでなく、人格に問題がないか、
- ネットリテラシーに問題ないかというところまで、
- 会社は気にしなければならない時代なのです。
- そもそもこの採用時調査は、米国では95%の企業が行っている
- バックグラウンド調査とほぼ同種のものです。
- バックグラウンド調査、採用時調査を重視すべき理由には、
- 次の2つがあります。
- 事故や損害が起きた場合、雇用主にNegligent Hiring過失採用、怠慢雇用)
- という責任が問われることがある。
- ・採用にかかるコストは高いが、誤った人物を採用してしまってから解雇するのは
- より難しくコストやリスクが高い。
【採用前調査・現職調査についてのご相談は当社へ】
- 企業様にとって多大な損害を防ぐため、
- 上記で紹介したように、
- 当社ではSNS調査をはじめとした様々な調査を承っております。
- 例えば、Sトク(SNS特定サービス)について解説しますと、
- このサービスでは調査の仮定で過去の違法行為や、
- あるいはそれ以上の問題が確認されることがあります。
- それだけでも「問題あり」と判断するには十分かもしれませんが、
- そこまでの調査過程で浮上した不審な人物について、
- 反社チェック(オプション)データーベース上で照会することによって、
- 犯罪歴や反社会的勢力との関わりまでしっかりと確認することができます。
採用の事前調査のご依頼は、企業調査センターで承ります。
- 一度起こった過去のトラブルは、なかったことにはできません。
- そのトラブルは、ネットやデータなど、
- 何かしらの形で残っている可能性が高く、
- 採用前に、懸念人物かどうかを様々な角度から調査し、マッチした人材を採用することで、
- 企業の成長に大きく繋がります。
- 後悔先に立たず。
- 採用の際のご不安など、些細なご相談からでも構いません。
- 採用前の調査のご依頼は、企業調査センターまでご連絡くださいませ。