数字さえ取れれば何してもいい時代は終わり… SNSチェックが示す採用候補者の不良債権化

  • 株式会社 企業調査センターは、これまでの15年間にわたり300社の企業様から総数10件以上のご依頼を受け、採用時バックグラウンドチェックや、問題行動が疑われる現職従業員のSNSチェックなどによって、企業様の人材マネジメントをお手伝いしてきました。
  • 「ヒト」によって起こされるトラブルや被害は、自社の信頼や利益、ネームブランドを害するだけでなく、取引先、顧客、または一般社会、ときには業界そのものや日本という国を巻き込み、大変な結果になりかねません。
  • それを未然に防止できるよう、対象者への各種調査が存在します。
  • そんな私たちにはたくさんのSNS調査のご依頼が寄せられております。まず、現職社員の問題行動を比較的手軽に発見できるのがSNS調査です。また新卒採用においても、公式の書類や面接での「よそゆき」の顔からはわからないプライベートの姿を知ることができる調査方法として、クライアント様から高い評価を頂戴しております。

SNS調査は素行チェックに役に立つ!

今回のクライアント様からは、以前にも、SNS調査をご依頼いただきました。その時は、新卒採用バックグラウンドチェックではなく、現職社員に対する調査のご依頼でした。
取引先や部署内からの連絡に長時間応じないなど、当該営業社員Aの業務時間中の所在不明が複数回発生しており、問題視されていました。A本人は上司に対し、たまたま体調が悪く、薬を購入した商業施設の駐車場で休んでいただけだと釈明したのですが…
  • 以前の営業部長は、数字さえ取れれば煩いことは言わないという考えの持ち主でしたが、彼自身が不正を指摘され異動となったあたりから、全社をあげ社内の規律を見直す流れになったのです。
  • Aは営業成績はそこそこ良かったためか、営業事務職員に対しても「営業は金を生む仕事だが、内勤はそうではない」など協調性に欠ける発言も見られました。
  • そうこうしているうちに、業務中に、歓楽街近くのワンルームマンションのエントランスで目撃されたり、パチンコ店の駐車場に出入りしているとの情報が寄せられたのです。
  • 怪しいということで、弊社のSNS調査と相成り、結果はまっ黒だったため降格と異動処分が下されました。

採用面接だけではわからない本当の姿がSNSの裏アカにはある

今回、新卒採用に際してSNSをやっているか尋ね、対象者の裏アカがないかを調べたが、やはり自社では限界があり発見できなかったそうです。バックグラウンドチェックは個人のプライバシーに関わりますので、プロにお任せいただくのが安心です。
  • 何か不適切な言動がある場合、不採用にする証拠としてプロのSNSチェックは有効だと思うので今回も頼みたいとのお言葉をいただき、早速SNS調査を開始しました。調査の結果、所謂裏アカも含め、対象者のXアカウントが特定されました。
  • バイト先で業務中に、出会い系やオンラインカジノをしたり、また大学の授業も頻繁にサボってはパチンコ、歓楽街で遊んでいる事が確認されたのです。特にパチンコにはかなりの依存がみられ、キャッシングしたり交際相手から借金するなど懸念点が見られた為、迅速に報告いたしました。

不良社員を抱えない 大切なのは証拠

業務中の「行き過ぎた息抜き」など問題行動について注意するのは、上長の役目。とはいえ、本人が悪びれることもなく「トイレを借りただけだ」「パチンコ店ではなく隣の商業施設で昼食をとっていた」などと言い張ったり、あまつさえ、「営業中の食事、コーヒー、トイレ、喫煙など適度な休憩にまであれこれ口を挟むのはパワハラじゃないですか」「そんなことくらいで従業員を処分はできませんよ」と開き直るケースも0ではありません。
実際、私どものクライアント様でもそのようなケースがございました。
  • こうなると法的な問題もあり、ややこしくなってしまいます。
  • しかしながら、昨今、最大大手の化粧品メーカーやかつては業界の王者であった家電メーカー、誰もが知る大手自動車メーカーが相次いで経営危機に瀕しています。
  • また、大手銀行や証券会社など金融業界も、社員や元社員による顧客に対する犯罪が起きたことで世間からの信頼を著しく損なってしまったのは、皆様もご存知でしょう。
  • このような中で、今一度社内のさまざまなコンプライアンス、
  • つまり社員の行動が規範や良識に合致しているかを見直そうという動きが顕著です。
  • やはり業務中にギャンブルなどは、社会通念上、不適切で許されるものではないでしょうし、入社後、社内外でトラブルの種になるような人物は事前に把握しておく必要があります。

少しでも早く炎上の芽を積むことがコストパフォーマンス的にも優れている

実際に「採用候補者または従業員の不適切な行動」を発見し対処した場合、 次の3つの時点で時間的コストと金銭的コストがどれくらい異なるかを比較してみましょう。
1、採用を決める前にSNS調査を行い、著しい問題があったため採用を見送る場合
2、採用決定後入社前に問題が発覚し、採用を取り消す場合
3、採用後、当該従業員が不適切行動をしたため問題が起きた場合
 

【企業調査センターが貴社のためにできること】

SNS調査は、採用候補者の人となりを確認するという目的に加え、SNSそのものから発する炎上を予防するという側面もあります。
過去の発言や投稿から見て、今後どのようなSNS発信をする人物であるかも確認したいものです。
昨今は皆さま既によくご存じのとおり、ネット社会であり、また問題行為に対し法律ではなく社会が厳しい時代でもあります。
昨今、何かしら事件が起きると、あっという間にSNSで炎上し、本人の氏名や外見だけでなく、勤務先や出身校まで特定されてしまいます。
問題行動がプライベートで起きたものであれ徹底的に糾弾されるのに増して、就業中にやらかしたとあっては、雇用主である企業が批判にされたり、イメージダウンすることは想像に難くありません。
仕事の能力の有無だけでなく、人格に問題がないか、ネットリテラシーに問題ないかというところまで…
会社は気にしなければならない時代なのです。
そもそもこの採用時のチェックは、米国では95%の企業が行っているバックグラウンドチェックとほぼ同種のものです。
バックグラウンドチェック、採用時のチェックを重視すべき理由には、次の2つがあります。
・バックグラウンドチェックを行わず、不適切な人物を採用し不適切な業務に配属し、事故や損害が起きた場合、雇用主(Negligent Hiring過失採用、怠慢雇用) という責任が問われることがある。
・採用にかかるコストは高いが、誤った人物を採用してしまってから解雇するのはより難しくコストやリスクが高い。

【採用前のリサーチ・現職員へのリサーチについて、ご相談は当社へ】

  企業様にとって多大な損害を防ぐため、上記で紹介したように、当社ではSNS調査をはじめとした様々なリサーチを承っております。
例えば、Sトク(SNS特定サービス)について解説しますと、このサービスではリサーチの仮定で過去の違法行為や、あるいはそれ以上の問題が確認されることがあります。
それだけでも「問題あり」と判断するには十分かもしれませんが、そこまでのリサーチ過程で浮上した不審な人物について、反社チェック(オプション)データーベース上で照会することによって犯罪歴や反社会的勢力との関わりまでしっかりと確認することができます。
 

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