- 今回のクライアント様からは、エンジニア職の新卒採用に際しバックグラウンドチェックのご依頼がありました。特にSNSチェックをしっかりしてほしいとのことです。
- こちらの企業様は、大卒学歴に拘らず、高卒や専門学校卒も積極的に採用していて、学歴よりも専門知識やスキル、そして何よりも人間性が大切であるというお考えです。
- 今回、エンジニア候補として十数名を採用することになり、採用予定者について問題のある人物がいないかSNSチェックを行いました。
- そのうち一名のSNSを過去数年に渡り遡ったところ…
暴走行為による人身事故が発覚…
我々調査員が見つけたのは、当該人物が過去に仲間と暴走行為を繰り返し、通行人に接触事故を起こしたという事実でした。被害者である老女は幸い命に別状はなく、後遺症も残らなかったものの怪我を負い、また大きな恐怖と痛みに見舞われました。- 一歩間違えば、人の命を奪ってしまったかもしれない。大変な過ちです。
【新卒採用で求められる人材とは】
- エンジニアは技術職ですから、中途採用がよく見られます。
- 新卒採用する場合、技術や経験では中途採用者に劣ります。それでも人材育成の時間と手間をかけるのですから、人間性や協調性、意欲といった部分が最重要視されます。社会的に非難されるような人柄の候補者の採用は避けなければなりません。
- 当人の人格や協調性を確認するには、SNSチェックが非常に有用です。特に前職場への聞き取り調査ができない新卒採用においては、SNSチェックは欠かせません。
- 面接時のよそ行きの顔ではなく素の顔を知るにはSNSチェックが最適だということに異論はないと思いますが、SNSチェックには他にもこのようなメリットがあります。
- まず一つめは、本人のSNSリテラシー、ネットリテラシーの確認です。
- 最近のネット社会では、何か不適切なことがあれば、あっという間に拡散し炎上します。例えば飲食店のバイトテロ、寿司ペロ事件などが代表たるものでしょう。
- また社会全体が他者に厳しく、問題を起こした本人だけでなく周りに対しても責任追及する傾向があります。従業員がそのようなネット炎上の火種となる人物でないか知り、しっかりリスク防止を行いたい。そう考えるのは当然です。
- さらに、SNSチェックにはもう一つメリットがあります。そちらも解説しましょう。
【転職活動で、自分にとって都合の悪いことを伝えない人は4割】
就活や転職活動についてのマニュアルは世の中に溢れています。皆、同じような無難な返答をすると感じておられる人事採用担当者様も少なくないでしょう。そのような集団から、精々30分程度の面接で、全方向の能力、イレギュラー時の能力、適性、人柄、キャパシティ、伸びしろ、本音…、全てを間違いなく見抜けるでしょうか。なかなかの無理難題が採用担当者には課せられていると言わざるを得ません。さらには過去や家族、交友関係に懸念事項がないかまで、わかるはずがありません!そんなところまで見抜けたら、もう神様です。- それぞれ有用性があるのですが、SNSチェックは次の点で非常に優れています。
- ◎広範囲に、当該人物に問題がないかチェックできる
- ◎過去を知ることができる
- ◎プライベートや思想を知ることができる
- ◎本人の申告が虚偽でないか、確認できる
- 特に最後の点については、就職・転職活動で、自分にとって都合の悪いことを伝えないなどなんらかの嘘がある人の割合が、なんと4割にのぼるという調査結果からも、SNSチェックは必然だと言えるでしょう。
少しでも早く炎上の芽を積むことがコストパフォーマンス的にも優れている
実際に「採用候補者または従業員の不適切な行動」を発見し対処した場合、 次の3つの時点で時間的コストと金銭的コストがどれくらい異なるかを比較してみましょう。
【企業調査センターが貴社のためにできること】
SNS調査は、採用候補者の人となりを確認するという目的に加え、SNSそのものから発する炎上を予防するという側面もあります。【採用前のリサーチ・現職員へのリサーチについて、ご相談は当社へ】
企業様にとって多大な損害を防ぐため、上記で紹介したように、当社ではSNS調査をはじめとした様々なリサーチを承っております。
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