一歩間違えば…大惨事!過去の過ちを繰り返す人物はどんな人?SNSチェックでわかる過去、人格、潜在リスク

  • 今回のクライアント様からは、エンジニア職の新卒採用に際しバックグラウンドチェックのご依頼がありました。特にSNSチェックをしっかりしてほしいとのことです。
  • こちらの企業様は、大卒学歴に拘らず、高卒や専門学校卒も積極的に採用していて、学歴よりも専門知識やスキル、そして何よりも人間性が大切であるというお考えです。
  • 今回、エンジニア候補として十数名を採用することになり、採用予定者について問題のある人物がいないかSNSチェックを行いました。
 
  • そのうち一名のSNSを過去数年に渡り遡ったところ…

暴走行為による人身事故が発覚…

我々調査員が見つけたのは、当該人物が過去に仲間と暴走行為を繰り返し、通行人に接触事故を起こしたという事実でした。被害者である老女は幸い命に別状はなく、後遺症も残らなかったものの怪我を負い、また大きな恐怖と痛みに見舞われました。
  • 一歩間違えば、人の命を奪ってしまったかもしれない。大変な過ちです。
本人の両親が示談し、この件は起訴猶予となりましたが、問題は本人の反応です。暴走行為からは足を洗ったものの、この事故についても真剣な反省や後悔の弁はなく、寧ろ「やべぇ、ババアひいちまった」、「親に金払ってもらったけど、就職したら返せと言われてだりー」、「怪我させたことは悪かったけど、ババアの息子がガチギレしてて草」といった不謹慎な発言が、友人とのやりとりの中にあったのです。その後も、最近まで信号無視などの違法行為をしていることが確認できました。

【新卒採用で求められる人材とは】

過去の解決済みの事案ではありますが、違法行為であること、無関係の市民を巻き込んでの大惨事であること、その後も、信号無視などの違反走行が見られ、当該成人式の投稿も削除されておらず真摯に反省しているか怪しいこと、以上の理由で懸念ありとして報告いたしました。
  • エンジニアは技術職ですから、中途採用がよく見られます。
  • 新卒採用する場合、技術や経験では中途採用者に劣ります。それでも人材育成の時間と手間をかけるのですから、人間性や協調性、意欲といった部分が最重要視されます。社会的に非難されるような人柄の候補者の採用は避けなければなりません。
  • 当人の人格や協調性を確認するには、SNSチェックが非常に有用です。特に前職場への聞き取り調査ができない新卒採用においては、SNSチェックは欠かせません。
  • 面接時のよそ行きの顔ではなく素の顔を知るにはSNSチェックが最適だということに異論はないと思いますが、SNSチェックには他にもこのようなメリットがあります。
  • まず一つめは、本人のSNSリテラシー、ネットリテラシーの確認です
  • 最近のネット社会では、何か不適切なことがあれば、あっという間に拡散し炎上します。例えば飲食店のバイトテロ、寿司ペロ事件などが代表たるものでしょう。
  • また社会全体が他者に厳しく、問題を起こした本人だけでなく周りに対しても責任追及する傾向があります。従業員がそのようなネット炎上の火種となる人物でないか知り、しっかりリスク防止を行いたい。そう考えるのは当然です。
  • さらに、SNSチェックにはもう一つメリットがあります。そちらも解説しましょう。

【転職活動で、自分にとって都合の悪いことを伝えない人は4割】

就活や転職活動についてのマニュアルは世の中に溢れています。皆、同じような無難な返答をすると感じておられる人事採用担当者様も少なくないでしょう。そのような集団から、精々30分程度の面接で、全方向の能力、イレギュラー時の能力、適性、人柄、キャパシティ、伸びしろ、本音…、全てを間違いなく見抜けるでしょうか。なかなかの無理難題が採用担当者には課せられていると言わざるを得ません。さらには過去や家族、交友関係に懸念事項がないかまで、わかるはずがありません!そんなところまで見抜けたら、もう神様です。
だからこそ、採用候補者のバックグラウンドチェックSNS調査を行う人事が増えているのです。弊社のプロフェッショナルな各種調査には、今回ご紹介したSトク(SNSチェック)以外にも、反社データベースとの照合犯罪歴や破産歴、過去の退職理由や全職場での評判を確認するリファレンスチェックなど様々な手法があります。
  • それぞれ有用性があるのですが、SNSチェックは次の点で非常に優れています。
  • ◎広範囲に、当該人物に問題がないかチェックできる
  • ◎過去を知ることができる
  • ◎プライベートや思想を知ることができる
  • ◎本人の申告が虚偽でないか、確認できる
  • 特に最後の点については、就職・転職活動で、自分にとって都合の悪いことを伝えないなどなんらかの嘘がある人の割合が、なんと4割にのぼるという調査結果からも、SNSチェックは必然だと言えるでしょう。

少しでも早く炎上の芽を積むことがコストパフォーマンス的にも優れている

実際に「採用候補者または従業員の不適切な行動」を発見し対処した場合、 次の3つの時点で時間的コストと金銭的コストがどれくらい異なるかを比較してみましょう。
1、採用を決める前にSNS調査を行い、著しい問題があったため採用を見送る場合
2、採用決定後入社前に問題が発覚し、採用を取り消す場合
3、採用後、当該従業員が不適切行動をしたため問題が起きた場合
 

【企業調査センターが貴社のためにできること】

SNS調査は、採用候補者の人となりを確認するという目的に加え、SNSそのものから発する炎上を予防するという側面もあります。
過去の発言や投稿から見て、今後どのようなSNS発信をする人物であるかも確認したいものです。
昨今は皆さま既によくご存じのとおり、ネット社会であり、また問題行為に対し法律ではなく社会が厳しい時代でもあります。
昨今、何かしら事件が起きると、あっという間にSNSで炎上し、本人の氏名や外見だけでなく、勤務先や出身校まで特定されてしまいます。
問題行動がプライベートで起きたものであれ徹底的に糾弾されるのに増して、就業中にやらかしたとあっては、雇用主である企業が批判にされたり、イメージダウンすることは想像に難くありません。
仕事の能力の有無だけでなく、人格に問題がないか、ネットリテラシーに問題ないかというところまで…
会社は気にしなければならない時代なのです。
そもそもこの採用時のチェックは、米国では95%の企業が行っているバックグラウンドチェックとほぼ同種のものです。
バックグラウンドチェック、採用時のチェックを重視すべき理由には、次の2つがあります。
・バックグラウンドチェックを行わず、不適切な人物を採用し不適切な業務に配属し、事故や損害が起きた場合、雇用主(Negligent Hiring過失採用、怠慢雇用) という責任が問われることがある。
・採用にかかるコストは高いが、誤った人物を採用してしまってから解雇するのはより難しくコストやリスクが高い。

【採用前のリサーチ・現職員へのリサーチについて、ご相談は当社へ】

  企業様にとって多大な損害を防ぐため、上記で紹介したように、当社ではSNS調査をはじめとした様々なリサーチを承っております。
例えば、Sトク(SNS特定サービス)について解説しますと、このサービスではリサーチの仮定で過去の違法行為や、あるいはそれ以上の問題が確認されることがあります。
それだけでも「問題あり」と判断するには十分かもしれませんが、そこまでのリサーチ過程で浮上した不審な人物について、反社チェック(オプション)データーベース上で照会することによって犯罪歴や反社会的勢力との関わりまでしっかりと確認することができます。
 

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