- 「もう1つ、悪質なアカウントが存在するかもしれません」
- 「最近、患者さんからのクレームが増えている」
- そう話していたのは、関東圏に複数のクリニックを展開する大手医療法人の管理者様。最初の調査依頼から3日後、再度のご連絡がありました。
- 「もう1つ、裏アカウントがあるかもしれません」
- 「……しかも、先に見つかったものよりも内容が過激で悪質です」
最初に発見された“鍵付きアカウント”──まだ“軽度”だった投稿内容
- 初回の調査では、勤務先をほのめかすInstagramの**鍵アカウント(非公開)**が見つかっていました。そこでは伏せ字やあだ名を使って患者の対応に関する投稿がされており、制服が映り込んだ写真も確認されました。当該アカウントの内容は、社内的には問題視されるものの、まだ“愚痴の域”と判断できるものでした。
- しかし、今回問題となったのは──その“さらに裏側”でした。
「鍵垢のさらに裏」──Instagram上に存在した“別人格”
- 調査再開のきっかけは、ある一般ユーザーから企業宛に届いたDMでした。 「◯◯クリニックのスタッフと見られる人物が、もっと過激な内容を別のアカウントで投稿していました」
- スクリーンショットには、次のような内容が記録されていました。
- ・「○○(患者の特徴)ってガチで見た目やばすぎ」
- ・「保険証の名前見ただけで吐きそうになった」
- ・「予約取れないようにしてやった(笑)」
- もはや「愚痴」ではなく、明確な誹謗中傷・業務妨害行為と判断せざるを得ない投稿内容でした。
投稿時間帯・絵文字・言葉遣いから、同一人物である可能性が浮上
- 企業調査センターでは、該当アカウントの過去の公開履歴・リプライ関係・ハッシュタグの傾向などから、既に発見されていた鍵垢とこの“第2の裏垢”が、同一人物である可能性が極めて高いと判断しました。本アカウントでは、
- ・同僚や上司に対する実名の誹謗
- ・内部で共有される予定のない資料内容の投稿
- ・「晒してやる」といった脅迫まがいの表現
- など、深刻なコンプライアンス違反が繰り返されていました。
「バレたら終わる」と思いながらも止められなかった
- ご報告後、法人側で該当スタッフへの聞き取りを行った結果、本人は事実を認めました。
- 「まさか裏垢まで調べられるとは思わなかった」
- 「鍵をかければ絶対にバレないと思っていた」
- 「バレたら終わると分かっていた。でも、誰にも止められなかった」
今、企業が直面しているのは“人格分裂型炎上リスク”
- SNSはもはや“実名アカウント”だけが脅威ではありません。
- 特にInstagramの裏アカ(裏垢)文化は若年層を中心に拡大しており、表では丁寧な接客をしている社員が、裏では誹謗中傷を繰り返す──
- そんな“二面性”が普通に存在する時代です。
- そして、そのリスクは
- たった1枚のスクリーンショット、
- たった1通のDMから、現実化します。
企業の“見えない炎上リスク”に備えるために
- 企業調査センターでは、
- ✔ Instagram・X(旧Twitter)・TikTokなど各種SNSの裏垢調査
- ✔ 投稿内容からのリスクレベル分析
- ✔ 社員による誹謗中傷・情報漏洩の特定支援
- など、表に出てこないリスクへの実務的対応を行っております。
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