「採用した社員がパワハラ気質だった」 「周囲とトラブルを起こして組織をかき回す」 「入社後に副業やSNSトラブルが発覚した」人事担当者にとって、モンスター社員の存在は組織運営を大きく揺るがす問題です。しかし実際には、面接の場では優秀に見え、入社後に問題が表面化するケースも少なくありません。そこで今回は、履歴書調査、SNS調査、リファレンスチェックなどを行う企業調査センターの調査スタッフに、「どんな時にモンスター社員の可能性を感じるのか」について本音で語ってもらいました。
「モンスター社員っぽさ」は履歴書から見えることもある
― 人事担当者も見ている履歴書ですが、プロはどこを見ていますか?調査スタッフ:まず意外かもしれませんが、「雑な履歴書」には注意しています。住所の記載ミスや誤字脱字が多い人、職歴の記載が曖昧な人ですね。履歴書は採用担当者へ自分をアピールする大事な資料です。それなのに雑に作られている場合、「細部への配慮ができない」 「ルールを軽視する傾向がある」可能性があります。もちろん履歴書だけで判断はしませんが、その後SNS調査やリファレンスチェックを進めると、何らかの問題傾向が見つかるケースもあります。
顔や写真から感じる「違和感」は無視しない
― 見た目で判断してはいけない時代ですが、それでも違和感はありますか?調査スタッフ:あります。もちろん見た目だけで決めつけることはありません。ただ、「なぜか気になる」 「何となく違和感がある」という感覚は意外と当たることがあります。例えば、 ・写真の身だしなみが極端に乱れている ・人に見られる意識が感じられない ・プロフィール写真に違和感があるこういったケースです。実際に調査を進めると、周囲とのトラブルや問題行動が確認されることもあります。私たちは違和感だけで判断しませんが、「違和感を無視しない」ことは大切にしています。

本当に危険なのは「経歴が正しい人」
― 経歴詐称がある人の方が分かりやすい気がします調査スタッフ:実は逆です。経歴詐称は比較的見つけやすい。怖いのは、経歴は正しいのに人間関係で問題を起こす人です。過去のリファレンスチェックで、
・人に強く当たる
・ミスを執拗に責める
・周囲が精神的に追い込まれる
といった評価が出たケースがありました。履歴書だけ見れば優秀な人材です。しかし現場では周囲の離職を招き、組織に大きな損害を与えていました。こうした人物は面接だけでは見抜けないことが多いですね。
リファレンスチェックで聞くべき質問は「問題ありましたか?」ではない
― 前職に問い合わせても本音は聞けないのでは?調査スタッフ:聞き方が重要です。例えば、「問題はありましたか?」と聞くと相手も身構えてしまいます。そこで私たちは、「何か気になることはありましたか?」という聞き方をよく使います。すると、
・人間関係のクセ
・指導のしにくさ
・周囲との摩擦
などが自然と出てくることがあります。リファレンスチェックは単なる確認作業ではなく、ヒアリング技術が重要な調査なんです。

SNS調査で見える「組織に向かない人」の特徴
― SNSではどんなところを見ていますか?調査スタッフ:SNSは本人の価値観が出ます。例えば、 ・過激な発言が多い ・承認欲求が極端に強い ・違法行為や迷惑行為を武勇伝として投稿している ・複数アカウントで問題行動が確認できるこうしたケースは要注意です。問題なのは過去の失敗そのものではありません。その行動を「問題だと思っていないこと」です。組織のルールやコンプライアンスとの相性に大きく影響します。
退職理由にも「危険信号」は隠れている
― 面接でよくある退職理由はどう見ていますか?調査スタッフ:特に注意するのは、 ・会社都合退職 ・業績不振 ・会社の倒産などの説明です。もちろん本当にそういうケースもあります。ただし、「なぜその人だけが短期間で何度も同じ理由になるのか」は確認します。実際には本人の問題を表向き会社都合として処理しているケースもあります。履歴書だけでは分からない部分ですね。
面接官の違和感は意外と正しい
― 最後に人事担当者へ伝えたいことはありますか?調査スタッフ:一番お伝えしたいのは、「自分の違和感を無視しないでほしい」ということです。人事担当者の多くは、「偏見を持ってはいけない」 「先入観で判断してはいけない」と考えます。もちろんそれは大切です。ただ、採用の現場では ・話し方 ・経歴 ・写真 ・SNS ・退職理由
などから感じる小さな違和感が、後に大きな問題へつながることも少なくありません。
しかし、違和感だけで不採用にはできないここが採用の難しいところです。違和感はある。でも証拠はない。だから採用する。そして入社後に、
・パワハラ
・ハラスメント
・社内トラブル
・SNS炎上
・無断副業
・情報漏洩
といった問題が発生するケースがあります。企業調査センターでは、
・SNS調査
・リファレンスチェック
・履歴書・職歴精査
・コンプライアンス調査
などを通じて、「なんとなく気になる」を客観的な事実へ変える調査を行っています。採用は会社の未来を決める重要な投資です。面接だけでは判断に迷う応募者がいる場合は、ぜひ一度ご相談ください。
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