こんにちは、KCC(企業調査センター)です。
KCCでは企業のトラブルを未然に防ぐバックグラウンド調査からトラブル発生後の原因調査まで、企業が成長し続けるためのあらゆるリスクの排除を目的に幅広いサービスを提供しています。
近年、TwitterやFacebookなどのSNSで、従業員の不用意な投稿が原因で企業が予期せぬ非難に晒されてしまう「炎上」騒動が非常に増えています。消費者による企業への不買運動や、賠償問題にまで発展するケースも少なくありません。
参考:総務省HP /
SNSでの「拡散」と「炎上」
弊社ではこのようなトラブルを未然に防ぐため、採用内定者のSNS調査を行っています。
今回はSNS調査のコツについて、プロ調査員に聞きました。
SNSのアカウントを特定するコツとは?
まずは代表的なSNSとしてFacebookからご説明します。
Facebookはアカウント登録の際に本名の入力を求められるため、アカウント特定の難易度はあまり高くありません。本名検索で確定できる可能性が高いSNSです。仮に本名で特定できなくても、友人関係から探っていけばアカウント特定につながる可能性があります。
また、プロフィールに学歴や高校や大学の卒業年度を載せている人も多いため、
「Facebook ●年卒業 ●●高校」
などとGoogle検索すると複数の卒業生が確認できます。その中に本人がいないかどうか調べることが可能です。
TwitterやInstagramは通称や偽名での登録も多いため、特定の難易度が高く、特定に繋がりにくいSNSですが、写真が投稿されていれば比較的特定がし易くなります。
本人の顔写真ではなくても、行動範囲の画像からでも特定できます。屋外の景色や店舗の内装等、知っている人が見れば分かってしまうものです。
また、本人が氏名や学校、会社の情報を載せていなくても、フォロワーやフォローアカウントの繋がりや属性、学校の卒業生を辿っていくことでアカウントの特定が可能となります。
本人がどれだけ情報を露出しているかによって特定の難易度は変わる為、SNSのアカウント特定は一筋縄ではいかず、特定するだけで数時間かかるケースも多くあります。
ネットとリアルを掛け合わせるプロの調査法
プロ調査員は名前での検索だけではなく、様々な角度からアプローチを行います。
履歴書から趣味などが判明していれば、そこからも多角的な調査により特定が可能です。
弊社はネット上の調査だけではなく、自宅周辺など現地調査にも赴きます。そのため、履歴書に記載がない場合でも、本人の趣味や得意なスポーツが判明したりもします。例えば、ベランダにサーフボードが置いてあればサーフィンが趣味だと判明するため、そこからSNS調査へも反映させることが出来ます。
企業の人事担当者が個人のSNSアカウントを特定するには限界がありますが、KCCであれば難易度の高いアカウント特定が可能です。
SNS調査から不採用になった事例も
これは実際にあったケースで、企業様からのご依頼で採用内定者のSNS調査を行ったところTwitterアカウントを特定することに成功しました。
アカウント名に本名は使用しておらず、プロフィールにも会社名等特定できる要素は見当たりませんでした。ところが、プライベートな情報を載せている友人からのアプローチでアカウントの特定に至ったのです。そして、過去の投稿を調べたところ、本人の性格に問題があることが判明しました。
「仕事ダメだ辞めたい」
「マジで限界」
「今日も怒られた」
など、ネガティブワードが目立ち、仕事以外の恋愛や友人関係のトラブルに関する投稿も目立ちました。
ネガティブな投稿があっても本質的に愛嬌のある人柄であれば、口頭での注意を行いアカウントを削除してもらうなど対応を取ることが良いでしょう。ですが一緒に働きたくないと感じるような暴言や愚痴が目立つ場合は、採用をお勧めしないこととなります。
後者の場合は「総合判断の結果不採用」と伝えることが多いです。その場合、自身のSNSが原因だとは思っていないため、その後もネガティブな投稿を続ける事を止めないのです。
裏アカウントでは防げない情報流出
「裏アカ」と呼ばれる鍵付き(非公開)アカウントでしか投稿していないから大丈夫!本当にそうでしょうか?
裏アカからも情報が流出しているからこそ、これほどの問題になっているのです。信用できる友人とはいえ、その友人からの情報流出があるから炎上などに繋がっているのです。
炎上のリスクを解決するには「SNSを正しく利用する・利用させる」しか方法はありません。
誰かに見られて問題になるようなことはSNSに投稿しない、個人的なことは複数名が見ることのできるTwitterやInstagramには投稿せず、個人間のSNSであるLINEで伝えるなど、基本的なSNSのルールを守れる人材かどうかを判断するしかありません。
採用内定者のSNS調査はKCCへお任せください!
SNS調査は近年注目されている調査ですが、弊社ではバックグラウンド調査と同様に多数の実績があります。
ユーザーの多いSNSほど炎上リスクは高くなります。
昔はSNSといえばFacebook一辺倒でしたが、Twitter、Instagramへとユーザーは移っています。「FacebookはやってないけれどInstagramはやっている」という若者も増えています。
Facebookはアカウント登録が本名のため特定もし易かったのですが、TwitterやInstagramのような匿名アカウントを特定するには多大なコストとパワーがかかってきます。SNS調査は経験と実績のあるKCCへお任せください!
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