企業調査センターです。
新型コロナウイルス感染拡大防止による「まん延防止等重点措置」が適用され、まだまだ気の抜けない日々を送っていることと思います。 マスク生活にも慣れてきてはいますが、一刻も早くマスク無しでも気兼ねなく外出できる日が来ると良いですね。 今回は、このご時世だからこその事例をご紹介します。
根拠のない情報を記載しネット販売
先日、某金融系企業B社様から、営業部へ配属予定の候補者Aさんについての調査依頼をいただきました。 さっそくAさんのSNSを調査すると、ぬいぐるみや服などを手作りすることが趣味であることがわかりました。 ここまではごく普通の投稿内容だったのですが、調査を進めたところ、自分の作品をハンドメイドサイトで販売しているようでした。 最近はマスクを手作りしており、様々な色や柄のマスクが確認できました。ところが、そのマスクの商品ページを見ると、マスクと一緒に別の商品をセットで売っていたり、「ウイルス感染予防率〇%」などといった根拠のない情報まで記載されていました。スピリチュアルセミナーなどに傾倒
調査を進めていると、調査員が投稿内容にある懸念点を発見しました。どうやら、Aさん自身の手作りではない商品を販売しているようでした。そこで、AさんのSNSをさらに掘り下げて調べたところ、どうやらスピリチュアルセミナーなどに傾倒しており、それに関連した商品を入荷して売っている事がわかったのです。 大切なお客様の個人情報を取り扱う業種、さらには誇大な説明をしたり、関係のない商材を販売することも懸念されるため、B社様には採用について慎重に吟味していただくようご報告いたしました。
※ご本人様特定防止のため内容は一部変更しております。