採用前のバックグラウンド調査は差別?いいえ、反社との繋がりは上場廃止になり、事業拡大の思わぬ落とし穴になります

  • ネットでの炎上やニュースを見るたび、
  • より清廉性が求められる時代になったと痛感します。
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  • 今やコンプライアンス遵守の重要性、
  • そして不祥事に対する社会的批判の厳しさは、
  • どの企業様もご存じのとおりであります。
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  • その人的リソースの選別、マネジメント、リスク防止の有効な手段として、
  • 採用候補者のバックグラウンド調査やSNS調査を行う人事がかなり増えています。
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  • 弊社のプロフェッショナルな各種調査は、
  • 最近人気急上昇しているSNS調査以外にも、
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  • 反社データベースとの照合、犯罪歴や破産歴、過去の退職理由、
  • 全職場での評判、私生活など、広範囲を網羅できます。
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【事業拡大の妨げになる地雷人物を探せ】

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    • 今回のクライアント様は製材企業です。
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    • 原木をひき切り角材・板材・割材などを生産し、
    • 日本の建築や家具などさまざまな産業・事業を支える製造業です。
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    • 製材工の仕事はいわゆる3Kでキツイ仕事であるため、
    • 人材確保に苦労されていることが多く、
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    • また比較的薄利であるため、
    • 中には脱法的なやり方をしている会社も見受けられます。
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    • そんな中、今回のクライアント様は、
    • クリーンビジネスをモットーに事業拡大と上場に向け
    • 邁進していらっしゃるベンチャー系の会社です。
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    • この4月に入社した新卒者について、
    • 採用時にバックグラウンド調査を行いました。
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    • 会社の過渡期、事業拡大の妨げになるような
    • コンプライアンス違反の芽は未然に摘んでおく必要があります。
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    • 【兄の兄貴は極道】

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    • 「正直言って、業界的に懸念人物は少なくありません。」
    • ズバリと仰るクライアント様の言葉に、身が引き締まります。
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    • 大手他社もある中で、シェアに食い込んでいくために、
    • 新興企業にとって、信頼度の維持は欠かせません。
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    • 採用候補者本人及び申告されている家族に対し、
    • バックグラウンド調査項目のひとつである「反社調査」を行ったところ、
    • 候補者の内の1名の兄(T 27歳)が反社に該当しました。
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    • この兄の兄貴分にあたる人物Mは、某指定暴力団三次団体の組長であり、
    • 覚醒剤取締法、恐喝、傷害致傷など複数の罪状、前科があります。
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    • また現在はクラブDJを名乗るT自身も半グレと呼ばれる
    • 反社会的集団との交流が深く、
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    • 少なくとも過去にドラッグパーティー主催、闇金融、
    • 風俗斡旋などに携わっていたことがわかりました。
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    • このような反社会的勢力との密接な繋がりは
    • コンプライアンス違反となる可能性が高いです。
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    • 上場廃止や取引停止の原因になりかねませんし、
    • クライアント様が今、全力で追いかけている事業拡大に
    • プラスになるとは到底言えません。
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    • 以上、弊社で調査した懸念について、
    • クライアント様へ調査結果をご報告いたしました。
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  • 【SNS調査だけでは把握できないリスクもある】

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  • バイトテロや寿司ペロ事件、最近ではハチミツ体液混入事件など、
  • SNSの拡散力とリスクを目の当たりにすることが多々あります。
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  • また比較的手軽なこともあり、採用候補者や従業員に対し、
  • SNS調査を行う企業様は非常に増えました。
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  • 確かにSNS調査は有用です。
  • しかしながらSNSはあくまでもSNS。
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  • SNSをやっていない人もいますし、周りからの評価(周りへの迷惑度)や、
  • 犯罪歴や破産歴、今回のように身内に反社がいるかなどは、
  • SNSだけで確定するのは難しいです。
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  • 複数の調査方法を組み合わせることによって、
  • 漏れのないチェックが可能になります。
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  • 【少しでも早く炎上の芽を積むことがコストパフォーマンス的にも優れている】

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  • 実際に「採用候補者または従業員の不適切な行動」を発見し対処した場合、
  • 次の3つの時点で時間的コストと金銭的コストがどれくらい異なるかを比較してみましょう。
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  • 1、採用を決める前にSNS調査を行い、著しい問題があったため採用を見送る場合
  • 2、採用決定後入社前に問題が発覚し、採用を取り消す場合
  • 3、採用後、当該従業員が不適切行動をしたため問題が起きた場合
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【企業調査センターが貴社のためにできること】

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  • バックグラウンド調査の他に、SNS調査というものもございます。
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  • こちらは、採用候補者の人となりを確認するという目的に加え、
  • SNSそのものから発する炎上を予防するという側面もあります。
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  • 過去の発言や投稿から見て、
  • 今後どのようなSNS発信をする人物であるかも確認したいものです。
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  • 昨今は皆さま既によくご存じのとおり、ネット社会であり、
  • また問題行為に対し法律ではなく社会が厳しい時代でもあります。
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  • 昨今、何かしら事件が起きると、あっという間にSNSで炎上し、
  • 本人の氏名や外見だけでなく、勤務先や出身校まで特定されてしまいます。
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  • 問題行動がプライベートで起きたものであれ徹底的に糾弾されるのにまして、
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  • 就業中にやらかしたとあっては、雇用主である企業が批判にされされたり、
  • イメージダウンすることは想像に難くありません。
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  • 仕事の能力の有無だけでなく、人格に問題がないか、
  • ネットリテラシーに問題ないかというところまで、
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  • 会社は気にしなければならない時代なのです。
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  • そもそもこの採用時調査は、米国では95%の企業が行っている
  • バックグラウンド調査とほぼ同種のものです。
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  • バックグラウンド調査、採用時調査を重視すべき理由には、
  • 次の2つがあります。
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・バックグラウンド調査を行わず、不適切な人物を採用し不適切な業務に配属し、
  • 事故や損害が起きた場合、雇用主にNegligent Hiring過失採用、怠慢雇用)
  • という責任が問われることがある。
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  • ・採用にかかるコストは高いが、誤った人物を採用してしまってから解雇するのは
  • より難しくコストやリスクが高い。
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【採用前調査・現職調査についてのご相談は当社へ】

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  • 企業様にとって多大な損害を防ぐため、当社ではSNS調査を
  • はじめとした様々な調査を承っております。
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  • 例えば、Sトク(SNS特定サービス)について解説しますと、
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  • このサービスでは調査の仮定で過去の違法行為や、
  • あるいはそれ以上の問題が確認されることがあります。
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  • それだけでも「問題あり」と判断するには十分かもしれませんが、
  • そこまでの調査過程で浮上した不審な人物について、
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  • 反社チェック(オプション)データーベース上で照会することによって、
  • 犯罪歴や反社会的勢力との関わりまでしっかりと確認することができます。
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