他人の裏アカから判明。候補者は攻撃的な性格の持ち主だった?

【調査事例シリーズ】
皆様こんにちは!企業調査センターです。

当社(株)企業調査センターは、1999年から20年以上の調査実績と経験を活かし、様々な企業様から年間5,000件のご依頼を頂く法人専門の調査会社です。
長年の実践で培ったノウハウと独自のスキルを駆使し、クライアント様が求める多岐にわたる様々な情報収集・分析を行っております。

今回は製造業T社様から新卒候補者のご依頼。いままでも入社後のギャップは多少あるが、現時点で不祥事が発生したことはない。
ただ、面接や応募書類だけの採用工程には限界は感じており、何か新しい手法を取り入れたいと思っていたとのことでSNS調査を実施することになりました。

・新卒Aさんの調査
Aさんは体育会系の部活に所属しており、レギュラーではないがリーダーのような役割を担っていた方とのこと。Y社様の社員には「うちらしさ」という、いわゆる体育会系のアクティブなタイプが多いそうです。
面接での受け答えも良く、高校・大学と下級生をまとめる力を発揮していたとの事で、グループセッションでは積極的に発言し面接官からの評価も高かったようで、Aさんは最終面接まで残りました。
彼のSNSには面接で話していた通り部活に打ち込んでいる様子がうかがえ、投稿内容に問題となる内容はありません。

しかし、この部活には伝統的な指導法があり、SNS上では上下関係が厳しすぎるという噂が確認されました。そして調査員は、リーダー的な存在であるAさんですが、なぜかSNSのフォロワーに後輩が極端に少ないように感じました。

調査を進める中で同じ部活の後輩Bさんの裏アカウントと見られるSNSを見つけました。
彼はAさんと同じポジションの後輩にあたるようです。
部の練習が厳しすぎるといった投稿が見られ、上級生から指導とは思えない発言や命令ばかり。後輩たちは指導とは言えない執拗なパワハラを受けていることを切実に訴えかけていました。

内容を精査すると、それはAさんが中心となり行っていたようで、リーダーとしての資質が問題視されていたことが判明しました。

部に伝承する昔ながらの指導法を後輩に課すという役割であったようですが、このような厳しい組織で過ごし身に付いた体質は社会人になっても中々抜けきらないもの。
この厳しい一面が良いように働く場合もありますが、同じようなことを後輩にしてしまうことで、後輩の早期離職に繋がることもあるようです。

T社様の人事担当者様は、今回の調査結果を参考にし、最終面接で人物像を見極めたいとのことでしたが、本人が行ってきたパワハラは、このように他人の裏アカから判明するケースもあるのです。

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