投稿日: 2023年10月2日 面接は、求職者の性格や採用に関する意欲を測るうえで大事なプロセスの一つです。この記事では面接で分かる要注意人物の特徴や、面接で上手く要注意人物を見抜くポイント、さらに面接以外で要注意人物の特徴を見抜くポイントについて紹介します。 面接での要注意人物の5つの特徴とは 会話が成立しない 応募者の中には、面接中に会話が成立しないことがあります。緊張で上手く話せないだけという人もいますが、担当者の方を見ずに質問にぼそっと回答するだけの人は、要注意です。 たとえ、その人の学歴や経歴が魅力あるものでも、実際の面接でそうした態度を取る人は、実際に入社したときに社内の雰囲気を乱す要因になる恐れがあります。 会話が成立しなくても、一生懸命自分の意見を伝えようとする態度が分かれば高評価ができるかもしれませんが、それが感じられない人は仕事に関しても興味がないのかもしれません。 メールの返信が遅い ほとんどの人にとってスマートフォンは肌身離せないものの一つです。ですので、よほど大きな事情がない限り、会社側が送ったメールはすぐにスマートフォンを通じて求職者に届いているはずです。それなのに、メールの返信に数日もの時間を要したり待たなければいけなかったら、その求職者はメールを送ってくれた会社で働くことに乗り気でないと考えられます。 知識やスキル不足が露呈する これまで積んできた経歴や資格に対して、それに関連するような質問にうまく答えられずに知識やスキル不足が露呈する人は、仕事をするうえで必要な知識やスキルも不足している恐れがあります。 たとえ、面接で緊張しているとしても自己理解ができているなら最低限の回答はできるはずです。 技術職など、専門的な知識や技術を要する職種を募集する際は、求職者の知識や技術がわかるような質問をあらかじめ用意してもいいかもしれません。 第一印象が良すぎる 第一印象があまりにもよすぎると、その印象に引きずられ自社に合わないと判断できるポイントを無視してしまう恐れがあります。この状態でその求職者を採用すると、実際に求職者が働き始めたときに思っていた通りに働いてくれない恐れがありますし、求職者は面接時と入社後の評価の差に苦労するようになってしまいます。 面接でいつも以上に印象が良い時は、よりしっかりと求職者の様子を見て自分が求職者に感じた違和感や、良い印象とは違う部分を洗い出すようにしましょう。 自社を過剰に褒める 自社を過剰にほめる求職者も要注意人物に該当します。求職者の中には、印象を良くするためにわざとおべっかを使って会社をほめる人がいます。面接で自社のことを悪く言う人はいないでしょうし、褒められた方がむしろ良い気分になるかもしれませんが、それが本心なのか、求職者は本当に自社で働きたいかは念入りに確認しなければわかりません。 また、仮に求職者が心から自社を褒めていると判断でき、なおかつ採用に至った場合は入社後のフォローを手厚くするようにしましょう。そうした求職者は自社への期待値が非常に高い分、入社後に理想と現実のギャップでストレスを感じやすい傾向にあるからです。このストレスが原因で早期離職という選択を選ぶ求職者も少なくないため、そうならないようにケア体制を整えておきましょう。 面接で要注意人物を見抜く2つのポイント リラックスできる雰囲気を作る 面接では、履歴書や職務経歴書からは推し量ることのできない求職者の性格を明らかにできます。求職者の本心を探るためには、求職者がリラックスして質問に回答できる環境が必要なため、リラックスできる環境を作り、会話のキャッチボールを丁寧に行いましょう。そうすると、求職者のプライベートや性格の傾向を徐々に引き出せます。 回答を深掘りする 採用後のミスマッチを避けるためには、回答の深堀りでより求職者の性格・傾向を理解することが必要です。それらについて深く問いただせるような質問を用意して、その回答から自社に適した人材かを見極めましょう。 面接以外で要注意人物を見抜く方法 リファレンスチェック リファレンスチェックとは、中途採用の改定で書類や面接で求職者が提供した情報が性格が性格かを前職の上司や同僚にヒアリングして確認する作業のことを指します。ただし、求職者の同意なしにリファレンスチェックを行うと個人情報保護法に違反してしまうため、実際にリファレンスチェックを行うときは求職者の同意を得ます。 バックグラウンドチェック バックグラウンドチェックとは、候補者の過去の経歴に嘘や問題がないかなどを調査することです。調査は、一般的には企業から依頼を受けた調査会社が行います。調査では、事実関係が証明できる書類の提出を求めたり、関係者に連絡をして確認を取ります。 まとめ 以上が、面接で分かる要注意人物の特徴や、面接で上手く要注意人物を見抜くポイント、さらに面接以外で要注意人物の特徴を見抜くポイントの紹介です。企業調査センターは、1999年からの調査実績と経験を生かした独自のスキルをもとに情報を的確に収集していきます。情報分析と現場調査の二つの柱で、クライアント様の希望に沿った結果を提供します。この記事を読んで相談をしたいと考えた方は、是非ご相談ください。
