リファレンスチェックで判明!経歴書に書かれた申告と違う役職とは。

【調査事例シリーズ】
皆様こんにちは!企業調査センターです。
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様々な企業様から年間5,000件のご依頼を頂く法人専門の調査会社です。
長年の実践で培ったノウハウと独自のスキルを駆使し、
クライアント様が求める多岐にわたる様々な情報収集・分析を行っております。

今回は「リファレンスチェック」によって驚愕の事実が判明した事例をお伝えいたします。

日本ではあまり「リファレンスチェック」を行っている企業が少ないため、聞きなじみのない方も多いと思いますが、欧米では一般的な採用プロセスの1つとなっています。
海外では95%程の企業が採用プロセスに組み込んでおり、正社員だけでなくアルバイトやパートタイマーの採用にも利用しています。

先日企業A様から採用予定の候補者Bさんについての調査依頼をいただきました。
「リファレンスチェック」以外の「バックグラウンド」の調査項目については、最近の若年層に見受けられるネットリテラシーが高い傾向にあり、
前職の在籍期間も本人から申告されていた時期と合致しており、懸念される点は見受けられませんでした。

しかし、「リファレンスチェック」を行った結果、役職を偽っていた事実が判明しました。
Bさんは、以前古物商の店舗に勤務しており、お客様が持ち込んだ商品の検品や買取交渉を行っており、店舗にて「店長」をしていたと申告していました。
同店舗で一緒に勤務していた従業員の方に話しを伺うと、
「いや、Bさんは店長をやっていなかったですよ。店舗の従業員が私とBさんの2人だけだったので、そもそも店長という役職に就いてる従業員がいないです。会社都合でお互い仕事を辞めたのでしょうがないですが、もう少し仕事が続いていれば2人のうちどちらかが店長になるという話はあったかもしれないですね。」
という話を聞くことが出来ました。

役職を勘違いしていたというのはあまりにも苦しすぎる言い訳に思えるため、
Bさんは自分をよくみせようとしすぎて、嘘をついていたようです。

更に詳しく話を聞いていくと、Bさんはプライドが高い性格で日常的な会話や仕事の中でも、事実とは反しているようなことをよく発言していたことが判明しました。
今回のケースで、Bさんは好印象を残すために、咄嗟に「店長をしていた」と小さな嘘をついてしまったのかと当初は感じていましたが、
総合的に考えると元々悪気なく嘘をつくことが出来る人物像が見え隠れする結果となりました。

多角的な視点で候補者の仕事ぶりから人柄までをチェックすることが出来る「リファレンスチェック」を気になっていただけたでしょうか。

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